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爪・髪の異常

爪・髪の異常

*症状と原因
突然、頭皮に円形の脱毛した部位ができ、時に増えたり広がって頭皮全体や眉毛などが脱毛することがあります。原因はわかっていません。
*検査と治療
脱毛を引き起こす甲状腺機能低下などの他の病気がないか血液検査を行い調べます。症状が軽度であれば、ステロイドの塗り薬や脱毛部位へのステロイドの注射で治療します。症状が急速に増悪して脱毛が広がっている場合はステロイドの内服や点滴を行うこともあります。症状が治りにくい場合や脱毛の数が多い場合は、エキシマライトという紫外線を当てる治療や局所免疫治療といった選択肢もあります。

*症状と原因
爪に黒から茶色の線が現れます。爪の根本にある色素を作る細胞が増えることでできたり、爪のホクロであることが多いです。薬による影響や、細菌感染などが原因となることもあります。急に線の幅が広がる、色が濃くなる、爪の周りの皮膚にまで色がついているといった場合は悪性の可能性もあるため早めに受診してください。
*検査と治療
ダーモスコープを用いて悪性の可能性がないか診察を行います。良性のものが考えられる場合は、線の色や太さなどに変化がないか定期的に経過を観察します。悪性のものを疑う場合は切除して検査が必要ですので処置が可能な病院を紹介します。

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