ニキビ・ニキビ痕

ニキビは皮脂腺の分泌が増えることや物理的な原因で毛穴の閉塞が起き、そこにアクネ菌などの感染や炎症が起きることで発生します。皮脂腺の分泌が盛んになる思春期ごろに多く見られます。また、睡眠不足やストレスなどホルモンバランスの乱れでも皮脂腺の分泌が増加します。ニキビの炎症が一度起きると、炎症が落ち着いた後も一時的に炎症後の赤みが残りその後、茶色い色素沈着となります。色素沈着は時間がかかりますが自然と薄くなります。凹んでしまったニキビ痕は自然とよくなることはありません。

【受診から治療まで】

ニキビは保険診療での治療が基本となりますが、それに加えてピーリングやレーザー治療を行うことで改善を早めたりできにくくなるよう治療をします。ニキビ痕は保険治療で改善させることは難しいです。
当院ではピーリング、レーザーフェイシャル、ブルージェネシス、イオン導入などからカウンセリングでその方にあった治療をご提案します。保険適応の塗り薬に加えてアゼライン酸などのクリームを使用することもあります。また、重度のニキビの場合はイソトレチノインの内服も選択肢となります。